参照トラフィックについて

2017.3.18

参照トラフィックについて

下記の記事で、

●自己紹介(Instagram向け)
http://grobaldeal.com/archives/1196

◇今日現在、Instagramからのサイト流入が急増している事。
◇InstagramがFacebookには勝てない事。

を一般ユーザー向けに書きましたが、
ビジネスとしてwebサイトを運営されている方向けに少し詳しく書きます。


■まずは【参照トラフィック】について
kaiseki_kaizen
Googleの自然検索などを除き、他のwebサイトなどを経由して本サイトを訪れたものは
「参照トラフィック」として以下のような数値が残ります。

・訪問数
・平均閲覧時間
・平均閲覧ページ数
・直帰率(1P目で閲覧中止)
・目標ページへの到達数、到達率


2017年3月の段階では、
これまで強かったFacebookを抑えてInstagramが各サイトで上位を占めています。

注目すべきは数だけではなく、その閲覧時間やページ数、直帰率です。
数値から「Instagramのユーザー」がFacebook・アメブロ等のユーザーよりも良質なことがわかっています。

理由はどうでしょうね?

・まだ広告が少ない?
・まだ起業家が少ない?
・文字が少ない?
・一般ユーザーが多い?
・女性ユーザーが多い?

いずれにしても「まだ」というところがポイントです。
Instagramとしては、ユーザーか企業から広告収益を得るしか成り立ちませんので、使用が有料になるか、広告だらけになるでしょう。


参照トラフィックとして良質なものは他にもあります。
有料のポータルサイト(※注)、無料のポータルサイトの一部です。

その登録するのにお金がかかるポータルサイトと同じ効果があるとすれば、それはもうInstagramに時間を費やしても良いのではないでしょうか?

※注:ポータルサイト
色々なサイトを集めて紹介しているサイト。
(ぐるなび、HotPepper、etc.)




■InstagramがFacebookには勝てない理由
Akaitou
戦略、買収云々のお話ではなく技術などの根拠を少しご紹介します。


★下記は日本国内のwebサイトのトラフィック(閲覧量)のランキングです。

◇アレクサ(日本)
http://www.alexa.com/topsites/countries/JP

・Google
・Yahoo!
・YouTube
・Amazon
・Twitter

7位:Facebook




14位:アメブロ
28位:Instagram


InstagramはまだまだFacebookよりも下の方なのです。

あれ?って思われたかもしれませんが意外とアメブロは低いんですよ(笑)
FC2の方が格上です。

今はSNSのお話をしていますが、ダントツ【Google検索】がTopという事もお忘れなく。。


さて、システム(機能)のお話。

前述のトラフィックの件はもしかしたら?このまま広告もなく?他にもスゴイ機能が付いて?Facebookを抜く時が来るかもしれませんが、それでもFacebookの機能はハンパないのです(笑)

これまでにかけている開発費も両者ではケタが違うでしょう。


★Facebookには「ペナルティ」が存在し、自動車免許のように点数制なのはご存知でしょうか?
ペナルティが多くなると利用停止になります。

友達申請をすればマイナス点、共通の友達がいない人に申請すれば更にマイナス点。逆に友達申請をされればプラス点、いいねをされればプラス点、、、等々。

その評価の仕方はかなり複雑で、問題を解決してきた苦労と歴史があるのです。
Googleのアルゴリズムと同じですね。
サポートの体制も比較的しっかりしています。

他にも共有設定の範囲、ブロック、友達削除とフォローの使い分け、閲覧履歴などなど、、、
かなりプライバシーが守られています。
key

ではInstagramはどうでしょう??
フォロワーが減ってもわかりにくいものの、プライバシーは公開・非公開、ブロックぐらいのものです。

また、スパムとして報告すれば結構あっさりアカウントが停止になります。

アフィリエイターでいくつもアカウントを取得して、無差別にフォローする輩がいます。
アカウントを停止されても全くダメージを受けません。

この無法地帯がいつまでも続くでしょうか?
ガチガチに管理できたとして、今の手軽さは残るでしょうか??


hosoku
結局は「今」何が有効でどこに注力するか、御社のビジネススタイル・個人のライフスタイルに合ったSNSを選んで頂ければ幸いです。


最後になりましたが、念のため、、
目的は御社のターゲットをいかに自社サイトに集めるかという事。
SNSはその手段の1つです。

並行してやらなければならない事は自社サイト自体の力をつける事です。
それはwebサイトのコンテンツを充実させ、ユーザーに喜んでもらう事に他なりません。

以上、
宜しくお願い致します。