2018.2.25
Googleが「Google先生」と呼ばれ始めたのはここ数年のような気がしますが、
でもそれはあまり知られていなかっただけで、インターネット検索("ネットサーフィン")が盛んになり「Yahoo!」が有名になった頃にはもうそこにいました。
ザックリ20年ほど前、
Windowsが流行りだした時代では「e」のマークをクリックすれば、当たり前のようにYahoo!JAPANかMSNが勝手に表示されていました。
2001年から始まったYahoo!BB(ADSL)を使用していたユーザーは、設定で変更しなければ自動的にYahoo!が開いたはずです(笑)
要するに以前は(日本国内では)、
誘導されてYahoo!やMSNを使わされていたっていう事です。
◇懐かしのポータルサイト
Yahoo!:https://www.yahoo.co.jp/
当時は「Yahoo!で検索して出てこなければGoogleで検索」みたいな使い方でしたが、今はYahoo!もGoogleの検索技術を利用しています。(2011年〜)
それでは簡単に、
そのGoogle先生が日々何をしているかをご説明します。
◯お散歩(クロール)
世の中には無数のwebページが存在するので、新しくアップされたページや削除されたページを日々発見しています。
誰のサイトで何について書かれていて、人気があるかどうか。
もしそこにリンク(URL)があれば、それも辿って見に行きます。
常に価値のあるページ(コンテンツ)を探しています。
※精度で言うと「映画MATRIXのエージェント」みたいな感じです。
◯情報整理(評価)
お散歩で得た情報は最新のものに更新され、整理されます。
この時にそのサイト、またはページを評価します。
評価の高いページは検索順位において上位に表示されるわけです。
検索でヒットされやすくなる事は、
「消費者に選ばれやすくなる」という事ですから、世の中では高く評価されるために色んな攻防が繰り広げられています。
学生時代に、
「はいっ!先生!!僕に答えさせてください!!」
みたいな生徒いましたよね??(笑)
じゃぁ、手を挙げない生徒はどうなるか??
大丈夫です。
先生はちゃんと見ていて平等に評価しています。
むしろセコイ手を使う生徒はどん底に叩き落としますwww
カメラに死角があるように、盲点はありますが、それはアップデートによって改善されているのです。
毎日コツコツと散歩して情報を収集し、得た情報を丁寧に整理整頓しているGoogle先生。
では、何がスゴイいんでしょうか??
マジメだからすごいと思いますし、忍耐力も半端ないでしょう。
時には世の中の矛盾を発見してしまうかもしれません。。
でも、それだけであれば他の先生(他社)にもできます。
費用と労力をかければ可能だと思います。
はい、Googleが優れているのは検索能力でした。
膨大なデータの中から必要なデータを取り出す能力です。
毎日散歩してもいっぱいにならない頭と、必要なデータを素早く呼び出せる能力。
普段から整理整頓する事も得意なんでしょう。
速くないとダメですよ?
いくら物知りな老人でも回答に30分かかったら嫌でしょ?(笑)
<AIを開発中>
膨大なデータを日々蓄積できて、
適格なデータを瞬時に取り出せるGoogle先生。
今はAI(人工知能)を開発しています。
自分はAIに関してまだまだ浅いのですが、下記のようなイメージです。
◆昔から思い描かれていたAI(ロボット)は、1つの質問に対して1つの回答を用意しました。
例)
【ペン=紙に書く道具】
補足情報として、「交換式の場合はカードリッジを交換します。ロボットには必要ありません。」
みたいな(笑)
ペンを2本使ってお箸としては使用するような発想は絶対にない感じです。
◆話題になっているAI(人工知能)は
1つの質問に対して何個の回答を持っているかが能力の差。
【ペン=紙に書く道具】以外に、
色、形状、強度、想定できる用途、出す音、味、におい、販売メーカーなど。
入ってきたすべて情報を蓄積し、整理できている状態。
質問したときにいかに速く返ってくるかも重要ですよね。
上記のような能力が優れているのがGoogle先生でしたね☆
その分野に関しては今のところ世界一でしょう。
はい、
今回はGoogleの何がスゴイかというお話と、その能力は必ずAI(人工知能)の分野で発揮されるというお話でした。
少し長くなりましたが、
最後まで読んで頂いてありがとうございます。