悪しき習慣(年末年始)

2020.12.30

悪しき習慣(年末年始)

今年も一年ありがとうございました。

2020年はコロナ禍ですべての国民的行事が中止・延期となり、全く季節感がなく終わりそうです。


気づいたら冬。

どれほどの「行事」がすっ飛んで行ってしまったかわかりませんね。




さて、皆様は「年末年始」の恒例行事をどれほどクリアされますか?

・挨拶まわり
・買い置き
・大掃除
・年越しそば
・お年玉
・初詣
・おみくじ
・縁起もの
・「初もの」先取り合戦


2020年/2021年はコロナのせいにして、ほとんどやめておこうと考えています。

本当にしたいと思ったことだけ。


義務とか、恒例とか、、

一度その呪縛から解放されてみたいと思ったのです。




昭和の古き良き時代。
お茶の間でテレビを見ながら家族団欒で正月を迎え、おせち・お餅・おとそ・お雑煮を前に「お年玉」をもらう。

それが年末年始の「幸せの形」だったように思います。


正月は外出禁止。
家族で花札やかるた、凧上げをする。



その形がいつの間にか変わってしまいました。


「おせち」ではなく「カレー」に。
スーパー、コンビニも1日から営業。
テレビではなく1人1台のスマホに。


お年玉をもらえなくなってからは久しいですが(笑)


クリスマスが終わる頃からのCMは「年末年始の過ごし方」「みんなこうして過ごす」みたいなステマ広告。


誰?正月はハワイで過ごすのがセレブって言ってたの??


一番大変なのは「初もの」先取り合戦ですよ(笑)

毎年業界問わず行われている【せり】もそうですが、初ものを獲得するために躍起になってお金を使い、SNS等でアピールする。


ほんとに、誰得??


昔、父親が「親戚間でのお年玉のやりとり」をやめようと言い出したのを思い出します。

お年玉に子どもは喜びますが、家族間のお金の動きで見たときには、結果的にプラスマイナスはなく親が疲れるだけ、と。

それなら自分の子どもにいつもより多く与えた方が合理的。


どこどこのお父さんがいくらお年玉くれた!とか。
いくらに上がった!とか、総額いくら貯まった!とか。
子ども同士のやりとりを親が聞く。


そういうのがバカらしくなったんだと思います。
それからは親戚間条約が結ばれ、無駄なやり取り?はなくなりました(笑)



お年玉の件は極端な例かもしれません。

しかしこういった細かい「行事」が次から次にできました。



年賀状は誰得?
バレンタインは誰得?

節分は?ひな祭りは?

花見は?月見は?
お中元は?お歳暮は?


暦に沿った日本の行事に便乗したスポンサーの企画に、テレビ(芸能界)を中心としてどんどん巻き込まれていきました。


毎年、新しい企画。
より大きな企画に。



始まってしまったものを止めたり、切ったりってほんとに難しい。


でもそんな悪しき習慣は、
すべてコロナのせいにしてやめてしまいましょう☆


そう考えると、誰も傷つかない。


2020年はコロナのせいで、色んなことを断念しました。

2021年はコロナのせいで、できない習慣はやめます(笑)

みんなアイツが悪い(笑)




2021年もGROBAL DEALを宜しくお願い致します。