2018.10.31
webサービスを提供するにあたり、まず必要になるのが何らかのパスワード(以後Pass)です。
最近は携帯連携や二段階認証が必要になるので、尚のこと厄介になってきています。
実際に作業に入るよりもココをクリアにするまでが意外と困難な道のり。
Passを失くした、担当者が辞めてしまってもうIDすらわからないなんてザラなのです。
Pass管理は「お金が入った金庫を開けない」ぐらい重要なので、
しっかりと管理をお願いしますね、、、
でも現実はそんな簡単なものではないのです。。。
作業に必要なPassを集めながら進めていくと、何種類ものアカウント(ID・Pass)が揃うので、
これらをまとめて、整頓された情報をクライアントにお渡しするようにしています。
「もう失くさないでくださいね」と言いながら願いを込めて☆
さて、ここで出てくるのが担当者。
社長は「難しいことはわからないから担当者に」と。
「承知しました」と全部を担当者に渡したいところですが、、
中には莫大な損失を出すことができるアカウントもあるので、そのアカウントの性質(機能・リスクetc.)を説明します。
なるべく失礼のないように担当者との関係性や、将来性なども確認します。
だいたいご理解頂いた上で再度Passを誰が管理するかお聞きすると、別の担当者が出てきたりします。。。
それぞれのアカウントに権限(階層)を付与できるものもありますが、1種類しか存在しない場合はこれまた厄介なのです。
Aさんには渡してBさんには渡さない。
ABの関係性が良好であれば問題ありませんが。。。
技術が発達して色んなことができるようになっていますが、最後はやはり人の問題。
単純にPassを失くさないのは比較的に簡単ですが、信用していた担当者がPassを引き継がずに辞めることもあるのです。
一番ラクなのは社長が管理することだと思いますが、
『管理体制』の上手い・下手が、制作物の進行や完成度、再構築や復旧に大きく影響するという事を少しでもご理解頂けましたら幸いです。
あと、「難しいことはわからないから業者に任せっきり」も良くないですよ☆
以前の業者さんからPassを聞き出すのってかなり大変です(笑)
以上、
やっぱり人間関係って大事ですね、というお話でした。