ここのところ芸能界を騒がせている吉本興業、及び芸人さん達との争いを見て思うことを書かせて頂きます。

結論から言いますと、

【言い争っている時間なんてない。】

今回の問題は「反社会的勢力とのつながり」、或いは「詐欺被害者に対する配慮の欠如」であって、誰がウソをついたとかどっちが正しいというお話ではありませんね。

前者は根深く、恐らく解決も難しいような問題。

今は後者の詐欺被害者に対して何ができるか？を考えるときなんだと思います。

これにも様々な考えがあると思います。

さて、問題はさらに根深い問題。

芸人さんが、誰にでもある「過去の過ち」の言い訳をしているうちに争いとなり、ついには暴露話まで持ち出して自分を正当化し始めた。

まるで身の潔白を証明したいという勢いの記者会見。

本人たちが見失ってしまった。

どう頑張っても「潔白」ではない。

こんな言い争いは、毎日、どこにでも転がっています。

仕事や学校、夫婦や恋人、隣人や外出先で遭遇した人。

自分の主張（正当化）を繰り返し、白黒を付けようとしますが、それを100%証明することは不可能です。

仮に時間をかけて裁判をして決着が付いても、道徳的に100%正義もありません。

相手を傷つける「自分の主張」を出すのをやめて、どうしたら「問題」が解決するかを考える。

相手を傷つける毎に問題は大きくなり、解決の為のリスク（代償・負担）も大きくなっていきます。

倍返しってやつですね。

だから
【言い争っている時間なんてない。】

皆さんは、そんな無駄な時間やお金、労力なんてないはず。

自分の正当化ではなくて、問題を解決する事に徹する。
相手にも問題の解決案を出してもらう。

それがもし、自分に分が悪い解決案だったとしても、そこから初めて「良識のある話し合い」になると思います。

お互い傷つけ合うのをやめると笑顔も出始めて、良い方向に進むのです。

少なくとも、
「とことん争っても答えの出ない白黒」を求めた結果よりも、マイナス（無駄な傷、時間やお金、労力）は少ないでしょう。

（ガチで喧嘩して良いのは攻撃能力の低い子供のときだけです）

はい。
最近毎日のように嫌なニュースがありますが、話が大きくなっているのは根本的には同じ問題だと思うのです。

時間がもったいない。

そんなことを言ってる間に選挙に行かないと♬