2019.10.31
最近やたらと『人生100年時代』と聞くようになりましたね。
それってもはや「1世紀生きる」って事じゃないですか☆
それを全うできるかどうかの肉体的な問題よりも、人々の人生設計が大きく変わるという精神的な、思考の変化が脅威だと考えます。
<よく耳にする話>
・想像よりも長生きするらしく、年金だけでは足りない。
・終身雇用という制度はどうやら崩壊する。
・退職後も新しいスキルを身につけ働き続けなければならない。
・今のうちから資産運用、投資を覚えておかなくてはならない。
・少子化に歯止めをかけるため、共働きは当たり前。
・高齢化社会が続くが、今の若者に任せていられるのか。
みたいな、、
脅迫めいた話や本にかなりの確率で遭遇するようになりました。
これだけ煽られると恐らくほとんどの人々が人生を考え直すでしょう。
そんなにキッチリした人生設計はなくても、
「チャーミーグリーンのCM」のように、おじいさんとおばあさんが仲良く手をつないで笑っている余生を過ごす、的なイメージは誰しも持っていたと思います。
▶︎知らない方はコチラ(笑)
https://youtu.be/4wJU_BM8KJc
そんな古き良き時代「昭和」の夢が壊されていくのは悲しいことですが、それよりも焦燥感を持った人々が、TVや本に踊らされて良い方向に進むわけがないと思うのです。
<想像できる悪循環>
・副業の為に仕事をそこそこに終わらせてバイトへ
・まだ法整備がされていない副業社会でのトラブル
・YouTuberのようなレッドオーシャンに飛び込む
・巧妙なネットワークビジネスに引き込まれる
・気づけば半グレ団体の手先になってしまっていた
などなど、
サラリーマン・OLが陥りやすいワナがたくさん考えられます。
最近よくUber Eatsのカバンを背負った自転車を見ますが、「数千円、数万円の為に死ぬ気ですか?」というような走りですよね。。
それこそ1世紀生き残るのは難しいのではないでしょうか?
結局のところ、、
焦燥感に駆られる原因は「お金」なのであって、「今のままではお金が足りない」という恐怖心や不安ですよね?
本当にお金って今より稼ぐ必要があるんでしょうか?
■その時代にあった相場
これまでが異常なぐらい価値を持っていたものがあります。
・衣=服、靴、かばん、装飾品
・食=外食、高級食材
・住=賃貸マンション、庭付き一戸建
これらのものは今と同じ価格を保てるでしょうか?
(昔は「衣・食・住」は生活に欠かせないと教えられたものですが)
上記以外にも、車、美容室、ペット、酒、趣味に娯楽。
何でもシェアできてしまう時代ですし、どんどん定額化されていますよね?
シェアリング、サブスクリプションの流れは止めることができません。
キャッシュレス(フィンテック)の流れで「中古品」の売買が個人間で行われています。
「絶対新品じゃないと嫌」のボーダーもきっと変わります。
本当に、今までが異常だと思っています。
冠婚葬祭にあれだけ費用がかかるのはおかしいです。
ほぼ小麦のたこ焼きが1,000円近くするのはキツネの仕業です。
まず、落ち着いてください。
例えに出した職業につかれている方は特に、今までの技術やサービスでは厳しくなると思いますので、さらに磨きをかけましょう。
っていうだけのお話だと思います。
需要と供給があって、
自然にサービス価格が定着して、
必要な人手(イス)も決まるのですから、
あぶれたらあぶれたで、好きな仕事をすれば良いと思います。
就職難の時代とは違います。
その時に、「副業の為に仕事をそこそこに終わらせてバイトへ」向かう社員より、あなたの方が素晴らしいに決まっています。
自分の老後の為にガツガツ稼ぐことしか考えない人々よりも、あなたの方が「チャーミーグリーン」に近いに決まっています。
長くなりましたが、
心して迎えなければならないとすれば、「絶対新品じゃないと嫌」のボーダーが下がるように、
「こうであるべき」イメージを下げなければならないかもしれません。
でもきっと、ほとんどの人がそうしなければならないのであり、早く切り替えた方が「生きやすい」のではないでしょうか?
残り半世紀、頑張って生きていきましょう☆