5Gは「IoT」にこそ夢がある

2019.11.30

5Gは「IoT」にこそ夢がある

2020年から日本でのサービス提供が始まる5G。


世間ではすでに色んなイメージが膨らんでいて「近未来」が語られています。

AIや自動運転などが特にクローズアップされている気がしますが、僕は「IoTにこそ夢がある」と感じています。


■IoT(アイ・オー・ティー)

Internet of Things(モノのインターネット)

PCやスマホなどの入力端末でなくても、様々な「モノ」にインターネット(通信・処理能力)を持たせることができれば、今までできなかったことができます。


例えば「ラジコン」は現在は一方的に操作しますが、
インターネットにつながることで


・位置情報の把握

・映像転送
・データ転送
・音声出力
・捜索、発見
・自動帰還


などなど、色んな可能性を発揮します。


ただ、「絶え間ない電源」を確保しなければなりません。

今は太陽光を使って充電できる技術が高くなっていますので、ある程度の面積があれば可能でしょう。


現在すでに色んなモノが開発されているので、「そんなに珍しくないのでは?」と思われるかもしれませんが、これまでは速度の問題はもちろん、通信(電波)が途切れる可能性が高かったのです。


5Gでは複数の拠点と接続して電波を取るので「途切れない」と言われています。

このことがかなり大きな進歩となり、メーカー側としても様々なリスクが軽減される為、色々な可能性に挑戦できるのです。



例えば、、


映画『サマーウォーズ』の世界に出てきた「ペースメーカー」や、「様々なIoTを動かす権限を持つアバター(アカウント)」は、この途切れない通信技術によって可能です。


まさにSFの世界。


実際は、

・東京から徐々にエリア拡大
・5G対応のスマホが必要
・サーバーなどの処理能力も影響

などなど、課題はたくさんあるようです。。。


でも夢があるじゃないですか☆


今までできなかったことができる。

人が想像してきたことが実現する。




これまでの流れから、5Gは向こう10年間は様々なモノを生み出します。


「携帯電話」としてのカタチはもう必要ないでしょう。


人が必ず携帯するモノとして、キャッシュレスの機能までも詰め込まれましたが、
電話・撮影・入力などの機能はそれぞれ分離されていくかもしれませんね。


だってあらゆるモノにインターネットを接続できる時代なのですから。