2020.8.30
前回のブログで「【ゲーム業界】の技術を応用すれば」と書きました。
そもそも「なぜ今ゲーム業界なのか?」をご説明しなければなりません。
『ゲーム市場』等で検索頂ければおおよそわかることですが、ここ10年で需要増加、コロナ禍でさらに成長を続けています。
まず第一に、Google・Apple・Microsoftが参入していることをご存知でしょうか?
そして今のオンラインゲームの技術をご存知でしょうか?
まだ競争状態真っ只中のゲーム業界を、企業名やゲームソフト名で説明すると収集がつかなくなりますので、シンプルに仕組みや優劣を書き出したいと思います。
■ハードウェア(操作機器)
今のゲーム業界事情を3つのハードで分類してみます。
1、スマホ・PC
2、専用機
3、クラウドゲーム
(アーケードなど個人用ではないものはひとまず除外)
◯スマホ・PC
お持ちのスマホに1つぐらいはダウンロードされていますでしょうか?
一番馴染み深い、手軽にできるゲームになります。
PCでもマウスで遊べるものが流行りましたね。
◯専用機
ゲームと言えばこちら。
ゲームウォッチから始まりファミコン、セガサターン、PlayStation、Wii、Switch。
世界中で親しまれ、販売競争は激しく今もまだ続いています。
◯クラウドゲーム(オンデマンド)
さぁ、コレ。
専用コントローラー1つあれば、サーバーに接続してゲームができる時代。
ソフトを購入するのではなく、定額で遊び放題というサブスクリプションです。
ここにGoogle・Apple・Microsoftが参入してるわけです。
■優劣について
今現在、まさに競争中なので「どうなるか」はわかりません。
ただ、これはメーカーやソフトの競争ではなく利便性の戦い。
それぞれ一長一短で、更に5Gの普及によってどうなるのかも注目されるところなのです。
最終的にはユーザーが決め、どのメーカーも使用ハードを絞ります。
ザックリと長所▷と短所▶︎を以下に書きます。
◯スマホ・PC
▷通勤・通学、就寝前に手軽にできる
▶︎操作性の限界、容量、速度の問題。広告。
◯専用機
▷優れた操作性。専門性の高いゲームソフト。
▶︎機器が高く故障のリスク有り。ソフトが少ない。
◯クラウドゲーム
▷利用料金が安い。豊富なゲームソフト数。
▶︎汎用的なゲームソフト。通信環境に依存。
どれをとってもまだまだ利便性が向上する可能性があり、改善の余地も多くあります。
つまり、ユーザーを呼び込めば収納できるスペースが広大にあるのです。
基本的にはデータなので、不動産や物販と違って全人類に行き渡るサービスです。
「ユーザーを呼び込む」というのは集客のことですが、集客は資金があれば必ず成功します。
あらゆる手段が存在するのです。
そこに参入しているのはGoogle・Apple・Microsoft etc.
要するに、ほぼ全人類に行き渡ります。
■eスポーツについて
背景として【eスポーツ】のご説明は欠くことができません。
これも検索して頂ければ詳しく知ることができますが、ただのゲーム大会だという認識をお持ちではないでしょうか?
もちろんゲーム大会として膨大な懸賞金が出ることで有名です。
そして日本ではまだ法的な問題で、懸賞金やプレイヤーライセンス等の課題が残っています。
◆一般社団法人日本eスポーツ連合
オフィシャルサイト
https://jesu.or.jp/
〜eスポーツの展望〜
2020年東京オリンピックは延期になってしまいましたが原因はなんだったでしょうか。
また開催国の経済的な負担が膨大であることも、開催できても回収が難しいという話は有名ですね。
この先、オリンピックが開催されるという保証はありません。
そしてオリンピックとパラリンピックの違いはなんでしょうか?
eスポーツにおいては身体能力や年齢、性別、人種、あるゆる制限なくNo.01を決めることができます。
もちろん「真のスポーツ」ではありませんので『オリンピック』との比較や、『スポーツ』として考えること自体に抵抗感を示す方も多いかと思います。
しかし純粋にNo.01を決めることができる数少ない手段かもしれません。
『eスポーツ』という名前や存在自体はさほど重要ではなく、目的実現可能なテクノロジーとして、もうココまで来ているという事が素晴らしいことです。
=こんな話があります=
もう10年も前、PCオンラインゲームが流行った頃。
プレイヤーランキングの上位を中学生が占める時代がありました。
「子供だから時間があるんでしょ?」
「大人はそんなに真剣にゲームしないから」
って思いますか?
実はこの中学生たち、ハイスペックなPCを何台も用意して複数アカウントでゲームの世界を支配していたんです(笑)
(グループで行うイベントで勝つと強いアイテムを得ることができます。)
恐ろしい。。
その世代が今の20代にいると考えると末恐ろしい。
そんな中でも競争して努力することこそが、人類の成長に必要だと思うのです。
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今回は「なぜ今ゲームなのか?」を書かせて頂きました。
TVが娯楽として衰退した今、新しい広告媒体としての価値も高いと考えています。
ゲームの技術がどんどん進歩していく中で、まだ次の展開があります。
ユーザーがどのハードウェアを好んだとしても、
eスポーツのような団体が乱立して競争を始めたとしても、
必ず行き着く課題があるのです。
それは【アカウント管理】です。
すでに高い技術で管理されているのですが、この件についても前回のEdTech(X-Tech)と関連が深いので、また別の機会に詳しくご説明したいと思います☆