なぜ今アニメなのか?

2020.9.26

なぜ今アニメなのか?

前々回のブログ
◆EdTech(×教育)について、で

「X-Tech(クロステック)に加えて、【ゲーム業界】の技術を応用すれば日本はまだまだ頑張れると考えています。」とお伝えしました。


そして前回のブログ
◆なぜ今ゲームなのか?、で

は
ゲーム業界の技術や、今現在の市場や動向、その価値についてご説明しました。


『アカウント管理』のご説明の前にもう一つ、



今回は日本が世界に誇る【アニメ】について書きたいと思います。



■市場調査(Trend)から見る



Google Trendの「急上昇キーワード」はご存知でしょうか?


その中でも「毎日の検索トレンド」というものがあります。

▶︎毎日の検索トレンド


ここではその日に多く検索された芸能人やスポーツ選手などの著名人、いわゆる「時の人」が表示されます。
その他はコロナ関連や天候、事件が起こったときなどが注目されています。



この「毎日の検索トレンド」の10位以内に必ずと言って良いほどに
「アニメ・ゲーム」が含まれているのです。







■アニメとゲームの関係



そもそもアニメとゲームは密接につながっており、その元となるマンガ(キャラクター)が存在します。



マンガがある程度売れた段階で、アニメや楽曲、ゲームやグッズが制作・販売されることが企画されます。

逆に、ある商品を販売するためにストーリーを描くというパターンもありますね。



つまり、ビジネスとしての流れが確立しています。



大きな流れとしてはこうです。


1、リソース(資源)

少年ジャンプ(集英社)のような週間雑誌だけではなく、ネットでは無名のマンガ家によって
毎日膨大なストーリーやキャラクターが生み出される。


2、発掘

ネット社会において、どのマンガが人気かは完全に掌握できます。
時代や風潮により、今までになかった展開やキャラクターが認められていきます。


3、企画(商品化)

ある程度の需要が担保されている状態で商品化が企画されます。
アニメ化、玩具(グッズ)化、小説化、映画化、実写ドラマ化、、そしてゲーム化です。




こんなに効率の良いサイクルが他にあるでしょうか??


どんなビジネスにもリソース(資源)が必要ですが、「身体が資本」も含めてほとんどが原価がかかる有限のものです。


このリソースは「無名のマンガ家がネットに投稿して、売れたら有名マンガ家になれる!」という夢がエネルギーになっていて、「マンガ」が認知されている日本国内においては無尽蔵に創造される仕組み。


ただ、2019年(令和元年)7月に起きた「京都アニメーション放火殺人事件」はそういった仕組みの弊害なのかもしれませんね。。。


(真偽は別として、不満が出る可能性は否めないという意味です。)





■時代背景


さらに以前は「深夜アニメ」と呼ばれていた時間帯でしか日の目を見なかったアニメ番組も、今やネットで時間を問わず視聴できる時代。


TVの衰退や芸能界の弱体化も影響しています。


「厳しいTV業界で1人の無名タレントが有名になる」為の労力とコストを考えると、
「様々なメディアで1つの無名キャラクターが有名になる」方が合理的でリスクが低いと言えます。


売れなければ忘れ去られ、年老いていく生身の人間とは違います。


時代や風潮と合わなければ保留や修正が効くところがデジタル強み。

誹謗中傷を受けてもアニメのキャラクター自体は傷つきませんね。。。






■業界の課題



ちなみにアニメ業界自体は過酷な労働条件などの問題で、慢性的な人手不足のようです。

このコロナ禍において「忙しい」というのは高い可能性を感じます。


もちろん技術の習得が必要ですが、雇用の創出が可能な業界という事になります。



その為には制作工程での技術革新が必要で、作業環境にも改善しなければなりません。


もし、自宅でアニメーション制作ができるのであれば、例え単純作業であっても未来があると思いませんか?


アニメのシーンを実際に観に行く「聖地巡礼」を加味すれば、一体どこまで経済効果が期待できるのかと(笑)

これもまた、地元住民に迷惑をかける等の課題があるようですが。。


■歴史と言語


なぜ日本でマンガが流行ったかご存知でしょうか?



1つには長い歴史ですよね。



昔は「マンガは子どもが読むもの」と言われ幼稚とされてきましたが、少しずつ浸透してマンガ喫茶が流行り、BOOKOFF(ブックオフ)のようなリサイクルで作品が普及して、大人買いや一気読みという言葉ができました。



「子どもの頃に読んだマンガを懐かしむ」という世代が存在するには、少なくとも10年以上の歳月が必要です。


今では子どもよりも大人の方が熱がありますし、経済効果も高い。
実際、ストーリーも難しく子どもにはすべてを理解できない「大人にターゲットを合わせた」商品です。


映画ランキング上位をハリウッド映画が占めるなか、「小さくされた探偵が事件を解決するアニメ映画」が1位を獲得したのは世界中で日本だけだったとか(笑)






2つ目は言語です。



僕たちが使っている日本語は、口語よりも文語が向いています。

音読み・訓読みが存在するので、話すだけでは意味が通じない言葉が多く、さらに平仮名を使うことで強弱やニュアンスを変えることできます。

口語ではそのニュアンスを伝えきれないのです。

そもそも漢字は、絵からできた文字です。
耳で聞くというよりは、目で見た形で判断する言語なんです。





では、英語はどうか?

発音やアクセントで判断しています。

同音異義語もありますが、日本語ほど多くありません。



筆記体ってありますが、最近はあまり使用せず読めない人も多いそうです。

PC入力が増えて衰退しつつあるみたいですが、あれはほんとに読めないでしょ?!(笑)


つまり目で見た形で判断するというよりは耳で聞く言語なんです。


なので音楽ジャンルで勝てる気がしませんね(笑)




あと日本語には略語が存在します。
しかも次々に新しく生まれ、「知らないとダサい」などの風潮があります。



こういった日本語をキャラクターが発する。
その時代の流行語や擬音などを巧みに使って深く表現されているのです。







時代柄もあって今や全盛期。

膨大な資源(リソース)があるマンガが、アニメ、玩具、小説、映画、ドラマ、ゲームに発展していく仕組み。


日本が世界に負けない理由。

そして前向きな課題。

ご理解いただけましたでしょうか?



次回はようやく、、笑

『アカウント管理』のお話をさせて頂きたいと思います。

宜しくお願い致します。