脱・資本主義について考える

2021.3.13

脱・資本主義について考える

はい。
また変なこと言い出したと思わないで頂きたい(笑)

「脱・資本主義」に関しましては、これまでも議論されてきたことですね。


今回は、
それが実現し得るテクノロジーが今なら揃っているというお話です。

また、それを阻止しようとする存在についても考えていきたいですね。




<追記:加筆しました>


▶︎そもそも『資本主義』とは、


資本家が、労働者から労働力を買い、得た利益を投資してさらなる成長を促す経済の構造。
貧富の格差が拡大する問題点を持つ。

 

▶︎その『資本主義を抜け出せない理由』とは、

1:すでに「金儲け」(お金がすべて)の世の中になっていること。

2:資本家が【既得権益】を絶対に手放さないということ。


今のルールのままでは世界は変わりません。

 

▶︎では、「金儲け」(お金がすべて)の世の中から抜け出す方法とは、

すべての評価基準になっている【お金】のあり方を見直すしかありません。


価値を決定する基準(モノサシ)を【お金】に依存しているのが問題です。

 



そもそもなぜ、【資本主義】というシステムが長い間使われてきたか?ですが。。


それは「お金が信用を数値化しやすいから」でした。


「世の中で信用できるのはお金だけ」
「人間の価値は収入で決まる」
「金額はモノの価値の指標となる」
「金勘定・査定」

などなど、そんな言葉がピンとくるかもしれません。


あらゆる存在を物理的なお金(貨幣・資産etc.)に換算してきました。


「お金には換えられない」「プライスレス」なものも、問題の解決として必要であればお金に置き換えることが可能です。


「お金で解決」というやつですね。。


そして数値化された評価額は、物理的にも信頼に足る必要があり、偽造できない貨幣(お金)に換金され、自分の手元に存在して初めて「安心」できるものなのです。


それに取って代わるものがなかった。
だからこそ、いつも評価が強引で、不自然なものだったのです。


今はもう、技術的に「お金」に依存しない世の中にできます。


ひとつはブロックチェーンによる信用の担保。
さらにAIによって正当な評価と膨大な作業が可能になりました。


少し掘り下げます。

▶︎ブロックチェーン


改ざんできないデータはお金に匹敵します。


あらゆる存在を金額に置き換える必要がなく「数値」だけで価値を担保できます。
例えば、点数・フォロワー数・距離(km)など。

これを無理に金額換算(査定)するから、評価方法や時価の違いもあって不自然なことになるのだと思います。

▶︎AIによる正当な評価


前述の評価方法を均一にできます。
1人の審判が全人類を評価できるイメージ。


AIの活躍で一番期待できるのは「チートの除外」なのです。
警察が追えないような「悪」を発見でき、前科は絶対に抹消できないデータとして記録されます。

信用度の高いリーダーが、政治家や教育者などになるべきなのです。


「評価されるべき行い」も信用スコアに反映される映画やアニメのような社会も実現可能で、どんな世の中にもいる『ズル賢い人間』を見つけるのもまた、AIに任せることができます。


と、いうことで、

ついに資本主義から抜け出すことができそうです。


「このシステムは何かがおかしい」という違和感はみんなが持っていたはず。


わかってはいても、技術的に不可能だったんですね。

でもそれが可能になったんです。



「じゃあ、それやってみよ」って資本家が言うわけがなくて、新しいシステムがすぐに確立するわけもないから、まだしばらくは資本主義社会なわけですけど、、


いつも思うのは、

「技術的には改善可能なのに、邪魔しているのは人間自身」ってこと。



人類の進歩を阻止しようとする大きな存在があるとして、これに打ち勝つ新しいシステムの原動力となるのは、「地球の危機」や「ウィルスの脅威」だったりするのかなって思います。