近道(ちかみち)

2021.9.30

近道(ちかみち)

よく、「次、どんなことが流行りますか?」って聞かれます。

特に集客として「どのSNSに力を入れれば良いですか?」のようなご質問です。


簡潔にお答えするとすれば、

それは職種、地域、季節、御社の特色などによるので、Google analyticsなどの解析ツールを使って、今現在どの集客媒体が一番効率良く集客できているかを判断します。


ということになります。
スタッフの人数などによって、労力をかける・かけないも変わってきます。



うんうん、それもわかるが、、

『次どんなSNS(集客ツール)が流行るの?』って聞きたいわけですよね??笑


こちらに関しましては、「それはわかりません。」というお答えになります。


ただ今回は、
ある程度の予測ができるという事と、それよりも近道があるという事を書かせて頂きます。



◆まず、ある程度の予測につきまして。

直近で流行りました「Clubhouse(クラブハウス)」を参考にします。



・個人で収益を得ることができる(マネタイズ)
・音声コンテンツである
・オンラインの世界(非現実・コロナ禍)


他にも色々な要因がありますが、上記が外せないポイントです。

 

少し掘り下げます。
(サクっと読み飛ばして頂いても大丈夫です。)


◇個人で収益を得ることができる(マネタイズ)


YouTubeやUber eats、メルカリ等の「副業」の流れは止まりません。
フィンテックの向上もあって「チャリンチャリン」は欠かせないのです。


◇音声コンテンツである

次世代のキーデバイスは「イヤホン」です。
音声入力、音声コンテンツはますます簡単になっていくと思われます。


◇オンラインの世界(非現実・コロナ禍)


コロナ対策。
特に日本国内では法整備が進まないと本当の終息はないでしょう。

Clubhouseの世界のみならず、実際の人物とSNS上のキャラクターには明らかなギャップがあります。
それこそが流行した理由だと考えています。


『思い込みと勘違い』は大きなパワーを生みます。



時代背景として、
昨今、苦境に立たされている芸能人が流れ込んできた、という要因もありました。

これに関しては次に流行るものにも必ず起こり、ブースターの役割を果たします。

 

◆それよりも近道がある。


結局のところ、すべては「投資」の繰り返し。


おもしろいと思った事に、時間とお金と労力を賭けてどれだけの成果を残せるか?
だと思います。


おもしろくないと感じたら早々に引く。
引き際が肝心ですよね。


つまり、
『次どんなSNS(集客ツール)が流行るの?』

ではなくて、

おもしろそうな事はやってみて、うまみを感じなくなったらやめるという事ですね。

 

以上をふまえた上で、「近道」があります。


それは、自分が『おもしろいと思う事だけに投資する』という事です。


更には、この「何をおもしろいと思うか?」を追求するという道です。

 



実際、、、

例に挙げました「Clubhouse」で10,000人のフォロワーがいたとして、

一体何人のフォロワーが生きた顧客なんでしょうか?


毎日毎日ログインして集めたフォロワーの中に、本当に会いたいと思える素晴らしい人が何人いるんでしょうか?


途中で「あれ?」と思いつつ、続けた方はいないですか?(笑)


やめ時は、コンテンツ自体におもしろさを見いだせなくなった段階でした。


逆に言うと、

「おもしろいと思えるコンテンツ」には、同じようにおもしろいと思える「価値観を持った人」が集まります。

それは自然と会いたくなる生きた顧客であり、偽物は去っていきます。


ちょっと宗教チックになってきましたが、まとめます(笑)


集客として一番強くて効果が高いのは口コミです。

それにはクオリティと信頼が必要です。



その上で、時には「集客ツール」を使いましょう。

色々やってみて、おもしろいと思えるものは続けましょう。


自分がおもしろいと思えないもの(不愉快なもの)を「おもしろいって言う人」と接点を持っても無意味。


だから自分がおもしろいと思う事を発信して、集まってきた人こそが大切な人であり、顧客になりやすい。



でもでも、


その【自分がおもしろいもの】が世間とかけ離れたマニアックなもの過ぎると、集まってきて欲しいターゲットの数(π)は必然的に少なくなります。



だから、

自分だけがおもしろいと思う事にお金や時間、労力を投資するのではなくて、みんながおもしろいと思える事にピントを合わせていく。


それが近道なのです。