2021.10.29
突然ですが、皆さんは『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』をご存知でしょうか?
http://katoken.ponycanyon.co.jp/
サイトによると、
1986年1月11日~1992年3月28日 TBS系
毎週土曜日・夜8時~ 約6年間で全312回放送
最高視聴率・36.0%、
平均視聴率・18.1%
「8時だョ!全員集合」から同枠を引継ぎ、裏番組「オレたちひょうきん族」から人気・視聴率ともに奪還を果たした伝説のバラエティ番組の一つ。
「私だ」で始まるボスからの電話指令によって調査を行うコメディドラマ【探偵物語】や、視聴者投稿ビデオの先駆け【おもしろビデオコーナー】で構成されていて、「スイカマン」や「だいじょうぶだぁ教」を生み出した番組です。
あの『ドリフの大爆笑 「8時だョ!全員集合」』の後枠で、さらに人気のトップ2の「加トちゃん・ケンちゃん」ですから。
そりゃぁ大人気でした。
今回注目したいのはこの、視聴者投稿ビデオの先駆け【おもしろビデオコーナー】。
視聴者が撮った「おもしろビデオ」を「公開スタジオ収録」で紹介するコーナーで、当時はまだ普及していなかったホームビデオ(8ミリ※)を無料で貸し出すという仕組み。
子どもながらに「あんな高価なものを無料で貸すなんて、どんな得があるのかな?」と疑うほどに、画期的な取り組みでした。
Wikiによると、
テレビ番組史上初となる試みであり、番組フォーマットは国内のみならず世界各国に数多く輸出された。
しかしながら、
番組内『探偵物語』で食べ物を粗末に扱ったシーンがたびたび放送された結果、視聴者から抗議が相次ぎ加藤と志村が番組の冒頭で謝罪。
加藤が道路交通法違反(速度違反)で書類送検されたのを受け、番組冒頭に加藤が視聴者に謝罪。
そのため「子どもに見せたくないテレビ番組」上位の常連であった。 。。
とあります。
この事と、ホームビデオ(8ミリ※)で撮影・郵送する工程を考えると、恐らく投稿者の大半は大人。
当時の大人にとって「まったく新しい娯楽」であったことは間違いありません。
商品・賞金もありましたが、番組で紹介されるだけで大満足だったでしょう。
※「ソニー 8ミリビデオ・ハンディカム」
さらに「投稿採用者には後方のセットに置かれた賞品の中から加藤・志村・ゲストが選んでプレゼント」という公開スタジオでのショーには、多くのスポンサーが手を挙げたことでしょう。
後に、この「投稿ビデオ企画」には、
『さんまのからくりTV』、『板東英二のビデオ自慢』、『ビデオあなたが主役』、『ズームイン!!朝!』、『おはよう5』、『NHKニュースおはよう日本』、『世界おもしろ珍メダル バカデミービデオ大賞』、『おもろゲ動画SHOW 投稿!1000000000ビュー』
など、多数の類似番組が生まれました。
どれか一つは観たことがあるかもしれませんね☆
僕たちがまだ子どもで何もわからず大爆笑している間に、こんな画期的な仕組みができていたのです。
これは『SNSの前身』と言ってしまって良いでしょう。
・自分で共有したい何か創る
・プラットフォームに投稿する
・コミュニティで評価される
・賞品や賞金を得ることもできる
・スポンサーが存在する
・無料で参加することができる
子どもが「あんな高価なものを無料で貸すなんて、どんな得があるのかな?」と疑うような恩恵を受けられるSNS。
今や当たり前に、簡単に。
その中でもYouTubeは『おもしろビデオコーナー』の完成形ですね。
そんなSNSをしない人がいます。
なぜでしょう??
今日はそんな疑問を投げかけて終わりにしたいと思います(笑)
仕事がら、webサイトのアクセス増加に欠かせないSNSはビジネスに必須だと考えています。
また、一方的な宣伝広告とは異なり、第3者の意見が介入するSNSはその性質を裏付ける存在だと思っています。
昨今のブランディングとして欠かすことのできないメディアなのです。
その上で、SNSをしない人(代表者)及び会社に関わったときにまず考えるのが素性の問題です。
つまり、、過去の行いに何らかの問題があったケースがほとんどです。。
その場合はストレートに確認します。
なんであれ、それをプラスにブランディングしていくことが僕の仕事だからです。
それでも隠して「SNS嫌い」を主張する人も多いですが、、、。
例えば、、、
・偽名をつかっている(架空・キャラ・占い)
・プロフィール写真が本人ではない
・友達にも基本情報を隠している
・本名で検索して写真が1枚も出てこない
・SNSのアカウントが1つも出てこない
・フォロワーのほとんどが外人
・フォロワー数に対して「いいね」が少なすぎる
・過去の投稿を削除している
等々、多くのチェックポイントがあります。
こういったポイントを改善することで信用が増し、会社や個人にプラスに働くことなので、やって当然。
それをしないなら「できない何らかの理由がある」ということなんです。
エンターテイメントの世界は進化・衰退を繰り返し、今やTV局の力を借りなくても個人で、無料で、秒で、コンテンツ(製作物・考え)を発信できる時代。
まだまだSNSは進化していて、Facebook(Meta・メタ)が構想する『メタバース』も楽しみです。
〜メタバース〜
メタバースの本来の意味は、インターネット上に構築された仮想の三次元空間であり、利用者はアバターと呼ばれる自分の分身を介して仮想空間に入ることでその世界の探索・他の利用者とのコミュニケーションを図ることができ、その他にも仮想世界内の仮想通貨を用いた買い物や、サービス内で商品を制作して販売する経済活動ができたり、利用者自らが作ったゲームなどの、さまざまなコンテンツを楽しむこともできる。
(Wikipedia)
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過去に問題があるならそれは仕方がありません。
ただ、だいたいのアカウントは電話番号などで紐づいているので、必ずバレます(笑)
1つずつ改善して、信頼できるアカウントをつくっていきましょう☆
以上、
SNSに正しい情報を記載しておけば、「何度も同じ質問をされなくて済む」。
そう考えている人間からのご提案でした☆