Instagram・ハッシュタグについて

2023.9.1

Instagram・ハッシュタグについて

今回はInstagramについてよく質問される「ハッシュタグの付け方」を解説します。

そもそも「ハッシュタグ」とは”付箋”のことであり、膨大なデータ(Instagramの全投稿)の中から、自分のpostを見つけてもらう為の目印です。


裏を返せば、欲しい情報を検索(探索)するための目印でもあり、これを「正しく理解している」かどうかが、Instagramを楽しむために不可欠なスキルとなります。

人生で言うならば、

・法律を正しく知っている。
・法律の問題点を知っている。
・法律の抜け穴を知っている。

このような人がいかに世の中を有利に進めるかはご存じでしょう?

それと同等の価値があるとご理解頂ければ幸いです。




それでは早速、タグの設置方法に入ります。


タグは1つの投稿に30個まで。

最近流行っている「コメント欄に隠す方法」は個人的には反対。

正しくタグを付けていることは、AI(ボット・スパム)ではないという証明になります。
隠さず、堂々と。

ハッシュタグは半角「#」で。
全角「#」は認識されません。

英語や記号を挟むと正しく認識されない場合があります。
1つ1つ確認しながら設置しましょう。

これミスってる人、めちゃくちゃ多いです。


逆に、最近では絵文字もハッシュタグとして使えます。
本文中に含まれている「ハート」や「色」、「顔文字」などを設置しても良いです。


★本文中に含まれない要素は絶対にタグにしないようにしてください。

投稿内容に関係なく毎回同じタグを貼り付けている人、それはルール違反です。

画像か本文(キャプション)に含まれる要素をタグにしましょう。

 







はい。
それが面倒でよくわからないんですよね(笑)

安心してください。
そのご説明を致します。


<Instagram投稿時>

画像の説明を本文(キャプション)を書きます。

(※ほんとはココの解説もしたいですが、今回はタグに絞ります。)


この段階で画像と関係のないキャプションを書いてる人。
これはスパムです。
ブロック、もしくは通報されてもおかしくありません(笑)


視覚障害者の方は、『文字』を頼りに音声読み上げを聴いて楽しんでいます。

Metaに限らずGoogle等、昨今のITサービスはこれを無視してはいません。

 


▶︎では、タグを設置していきます。

1、書いた『本文(キャプション)』をメモかどこかにすべてコピーします。

2、名詞、動詞、形容詞などの最小の単位に削っていきます。

3、ジャンル等にまとめて見やすく、重複しないように並べます。

4、30個を超えないように削っていきます。
(この時、タグ件数が多いものを優先します。)



はい。

え?何?は?

ってなるかもしれないので(笑)、具体的に下記に手順を書いておきます。



■本文(キャプション)


▶︎例文

昔々、あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでいました。
お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。
お婆さんが川で洗濯をしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。
「おや、これは良いお土産になるわ」
お婆さんは大きな桃を拾い上げて、家に持ち帰りました。
そして、お爺さんとお婆さんが桃を食べようと桃を切ってみると、なんと、中から元気の良い男の赤ちゃんが飛び出してきました。





▶︎名詞、動詞、形容詞などの最小の単位に削っていきます。



昔々
あるところ
お爺さん
お婆さん
住んでいました

お爺さん
山へ芝刈り
お婆さん
川へ洗濯
行きました

お婆さん
川で洗濯
ドンブラコ
大きな桃
流れてきました

おや
これ
良い
お土産
お婆さん

大きな桃
拾い上げて
家に
持ち帰りました
お爺さん

お婆さん
食べよう
切ってみると
なんと
中から

元気の良い
男の赤ちゃん
飛び出して
きました

合計34個



▶︎ジャンル等にまとめて見やすく、重複しないように並べます。

(こんな物語をまとめるのは難しいのですが。。)



お爺さん
お婆さん

赤ちゃん

ドンブラコ
大きな

良い
土産

住む
流れる
拾う
持ち帰る
食べる
切る

おや
これ
なんと

元気
中から
飛び出す



芝刈り
洗濯

昔々
あるところ


合計26個


動詞や形容詞は「タグで一番使われている形」に変えてOKです。
これは実際に入力してみればわかります。

とりあえず重複しない程度に設置してみましょう。

 


<タグの修正、追加、削除>


タグは何度でも変更できます。

まず、タグの設置ミスがないか確認しましょう。

例えば、「お爺さん、お婆さん」は、「おじいさん、おばあさん」の方が良いかもしれません。

それは実際に付けたタグを押して、そのタグが付いた投稿を見ればわかります。


たまに付けたタグに飛んだら「ほとんどがアダルト系」だったりするので、そこは瞬時に変更します(笑)


また、やたらと変なユーザーから「いいね」や「フォロー」が来る。
それは変なタグを付けてしまっているからです。

「いいね」が来ている投稿をチェックしてタグを修正しましょう。

人気のタグも要チェックですね☆

 



では、ココから今回の肝の部分になります。


◆付けたタグに「いいね」していく。


これ、やっている人いますか??

投稿するだけ。
いいね返しするだけ。
フォロイーの投稿をチェックするだけ。

こんな人がほとんどだと思いますが、これでは『Instagramの醍醐味』を堪能していません。


それは受け身の人生です。
「やったぁ、今日の投稿、めっちゃいいね付いた」では勿体無いんです。


ご自身で付けたタグに「いいね」していきましょう☆


今回、例文で付けたタグ26個。

本当は全部、片っ端からタグを押して、1つにつき100回ぐらいずつ「いいね」して回って欲しいのですが、それは難しいでしょう。

なので。
的を絞ってみます。

今回の例で”おもしろいタグ”は、、

・赤ちゃん
・芝刈り
・洗濯

・ドンブラコ
・昔々

・あるところ


このあたりです。

なんとなくわかりますか??

生活習慣や、興味、独特な表現が見えます。


これは例文なのでピンとこないかもしれませんが、あなた自身が書いた本文(キャプション)から作成したタグには、特定のキーワードが含まれているはずなんです。

場合によってはマニアックかもしれません。

理解できる人が少ないキーワードかもしれませんが、そこが醍醐味です。


価値観の近い、共通の言語でアプローチしたユーザーは、【今後の人生に影響しやすい、関わりやすいユーザー】である可能性が高い。

それはたくさんの「いいね」が付くよりも重要なことです。


時間があれば、下記のような一般受けするタグに「いいね」をしても良いでしょう。

・桃、山、川、土産、住む、流れる、拾う、持ち帰る、食べる、切る、元気、飛び出す。


それは、「いいね」や「フォロー」を獲得する為に有効な方法です。


また、

・おや、これ、なんと。

といった変わった感情表現も時にはおもしろいです。

タグ件数は多くありません。

でも驚くほどに共感できるpostに出逢うことがありますよ(笑)



はい。

今日は「ハッシュタグ」についてご説明しました。

これはInstagramに限りません。
SNSだけではなく、データ管理にも使用する重要なルールです。



昨今ではGoogle検索を使えば何でも調べられます。


でも「ウィンドウショッピング」のように、何か欲しいけど特に買う物は決まっていない、という欲求や状況もあるものです。

これを『検索』ではなく『探索』と呼びますが、SNSのハッシュタグ検索は、まさにこの『探索』です。



ただブラブラとショッピングを楽しむのも1つですが、自分の好みをしっかりと理解することがまず大切。

そして、『ショーウィンドウ』の展示の仕方や"カラクリ"を理解してみることは、人生にとって大きなプラスになるのではないでしょうか?