新しいSNS『Bluesky』

2024.5.1

新しいSNS『Bluesky』

もうご存知の方も多いかと思いますが、
今日は新しいSNSをご紹介致します。


Bluesky(ブルースカイ)は、

2023年1月にはアプリ配信が始まっていましたが、2024年2月に『招待制』を廃止した為に広がりました。


僕もその2024年2月から開始していたのですが、

Twitter(X)の代替と噂されていたので恐る恐る試用していました。


ある程度の理解が深まったので、本日ご紹介したいというわけです。


▶︎Bluesky(web版)


https://bsky.app/





さて、

Bluesky(ブルースカイ)は、


Twitter(X)のジャック・ドーシーらが発案した新たなSNS。

元々はTwitter(X)の社内プロジェクトだったということもあり、画面周りはほぼTwitter。

2022年、実業家イーロン・マスクに買収された後の『分派(分家)』的な存在であり、元々Twitterを愛したユーザーにとっては”新天地”と呼ばれているのです。


Bluesky(青空)という名前に加えて、親しみのあるブルーに白い蝶のアイコン。

買収されて真っ黒な『X』となり、人の悪口ばかりが並ぶTwitter(X)と対比して、ユーザーの期待が高まっています。

 

ちなみに、、

Twitter(X)もそうですが、商業利用には反対です。

理由はSNS投稿に対するハードルが低すぎて、低品質なコンテンツを発信してしまうリスクが高いからです。


社長本人だけが管理するならナントカなりそうですが、稟議なく広報部がアップしたり、複数のスタッフが持ち回りで情報発信するのには不向きです。


炎上に至ることはなくても、ブランディングには向いていません。

 

個人利用としてはおもしろい。

まだまだ様子を見ながらですが、他のSNSとは違うおもしろさがあるのです。


==追記==


このブログを投稿した後に発覚したのですが、


Twitterの創設者で元CEO『ジャック・ドーシー』はBlueskyを退任しています。


<2024年5月4日>
Xで「まだBlueskyの取締役なのですか?」との質問に「no(いいえ)」と回答。。


▶︎目まぐるしく変化するメディア。
僕たちはそれを見極めなければなりませんね。

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では、他のSNSと何が違うのでしょうか。


1、広告がない
2、DMがない

(2024年5月23日実装)


◆1、広告がない

これはノンストレス。
もちろんそれは今だけであって、ユーザーが集まり次第、徐々に広告が出てくる可能性は高いです。


しかし快適。
フォロイーの投稿なのか、広告なのか、選別しながら「いいね」していくのは面倒なものです。

尚、僕の立場からするとどんな広告になっていくのかも見所と言えます(笑)



◆2、DMがない

(2024年5月23日実装)

==追記==
実装されてしまいました。。
吉と出るか凶と出るか。
それはこれからのお楽しみ☆
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これ重要なポイントです。

DMがないということは、営業目的、出会い目的、詐欺、スパム等が少ないということです。

FF(相互フォロー)の関係になったところで、DMで近づけないので、「フォローバック目的」が少ない。


もっと言うならば、
個人間の意思疎通はフィード上で行う為、フォロワー全員が見ている中での会話となります。


例えば)
『ケーキの投稿』に対して「美味しそうですね」とコメントする。
この会話自体が投稿としてフィードに表示されるということです(笑)


そんな環境で、「副業しませんか?」とか「おもしろい投資のお話が」とか、絶対無理でしょ?笑


これがBluesky(青空)の大きな特徴だと思います。



尚、様々なメディアで騒がれているのは「分散型SNS」ということ。

でもそれは「データの管理方法が違う」って言ってるだけであって、一般ユーザーにはほとんど影響はありません。


「運営会社がつぶれても大丈夫」とか、「データを出力して二次利用できる」とか。

どうでも良いことでしょう??笑


確かにSNSのデータやフォロワーが資産として保証されるのであれば有難いですが、ログインPassを突破されてしまえば元も子もありません。

(データ移行よりも”アカウント乗っ取り”のリスクの方が高いという意。)



最後に、

2024年2月からまだ3ヶ月間ですが、
僕がおもしろいと感じたことを書き綴って終わりたいと思います。




1、99%が匿名である。

有名になりたいアカウントとか、企業アカウントがまだ少なく、自慢やリア充を発信している人が少ない。

むしろ心の闇であるとか、今日あった失敗談、人に言えないことを発信している人が多い。


Twitter(X)の文化なんでしょうが、Instagramメインの僕には斬新でした(笑)


(あまりにネガティブな投稿ばかりする人はミュートすることができます。)

 


2、専門用語がおもしろい


これもTwitter(X)や2ちゃんねるなどの文化なのでしょう。
聞いたことがない言葉が多いので、いちいち調べます(笑)

調べてビックリ。
そういう意味なのかと毎回笑ってしまいます。

 


3、ユーザー層が多彩


今まで接したことがないユーザー層なのか?
それとも、本性を隠さず発信しているから常識外れなのか?

とにかく知らない世界が多い(笑)

匿名であることが大きいが、
LGBTQ、性転換願望、過食・拒食、うつ病、パニック障害、、etc.
それをプロフィールに公表して発信している。

それに対して誰か意見するわけでもなく、ただただタイムラインに流れてくる。

 


4、投稿が簡単


これは前述しました「SNS投稿に対するハードルが低すぎて、低品質なコンテンツを発信してしまうリスク」の反対の意味になりますね。


低品質でも発信できてしまうので、『簡単で楽しい』とも言えます。


雑に撮影した写真に、的確な説明コメントを添えてアップする。
1分ぐらいで作成したコンテンツに対して、24時間程度の反応がある。


これは楽しいでしょう。


問題は、
投稿数が増えるとどこでフォロワーが離れたか(道を間違えたかw)が不明瞭になります。
『楽しい』を優先してしまえば、信用(価値)はなくなります。


なので、ブランディングには不向きというわけです。

 


以上、
僕もまだまだ様子見の段階です。

SNSはコロコロと仕様が変わります。
これからどうなるかなんて誰にもわかりません。


それでも、『おもしろい面もある』とご理解頂けたなら幸いです。

もちろん自己責任の上、楽しんでくださいね☆