2024.10.1
『webを使った集客』をこれまでやって来なかった会社さんは、しばしば下記のようなことをおっしゃいます。
・うちのターゲットはwebサイトを観るような客層ではない。
・時代はどんどん変わるので最適な販路を確保していくことが最優先。
・webサイトのアクセスが増えても商品(サービス)が売れるとは思えない。
はい。
おっしゃる通りです。
『webを使った集客』が今すでにある顧客や、店頭販売などの対人販売に優るとは言っていません。
現在の客層以外にリーチしたり、
営業マン頼りの収益構造に少し改革を加えたり、
商品購入の前の下調べの段階でwebがあれば案件確度が上がる、
というような『様々なチャレンジ』を論理的に、且つ、計画的に進めていきましょう、というのが主旨なのです。
これら様々なチャレンジを、人を使って行えば膨大な人件費がかかるかもしれません。
しかし『webを使った集客』に人数は必要ありません。
24時間働いてくれるwebページは、
誰が、どこで、どんなページを、どれくらい観てるか解析してくれて、人気がないページを削除しても文句は言いません。
もちろんサボりませんし、半永久的に会社のPRをしてくれます。
いきなり大活躍してくれる集客システムは作れませんが、このチャレンジを【する会社】と【しない会社】では未来が全く違うということを強くお伝えしておきます。
その上で、『webを使った集客』をもう少し掘り下げてまいります。
先ほど挙げました例を参考にしてみましょうか。
ココで重要なことは、
「決まった答えはなく仮説を立てて一つ一つ証明していく必要がある」ということ。
つまり、
会社名、場所、商品(サービス)、競合他社の数、従業員人数、売上規模、事業年数、知名度、webに対するリテラシー、セキュリティポリシー等によって全く違う結果になります。
◆現在の客層以外にリーチ
例えば、ご高齢の方が多ければ、その親戚関係にリーチするように想定。
お店等の近隣エリアだけではなく、ECサイトによる物販も検討。
ターゲットの性別など、50%近く捨てていた可能性を模索。
◆営業マン頼りの収益構造に少し改革を加える
営業マンの人気や個性に依存しない商品にチャレンジ。
時期や売上状況によって価格を随時調整できるECを導入。
営業マンによる提案の偏りをなくす為、web上に資料を掲載。
◆商品購入の前の下調べの段階でwebがあれば案件確度が上がる
これこそが『webを使った集客』の真骨頂。
契約・購入の直前に人間は必ず『最後の確認』を行います。
昨今ではこれがwebサイトではなくSNSであったりしますが、自分の知らないところで『値踏みされている』ということをもっと自覚しなければなりません。
◆なぜwebサイトの『アクセス数』が重要か
(こちらは本日のタイトルにもなっています。)
webサイトにおいてアクセス数は一つの目安に過ぎません。
・商品ページにアクセスがあったところで、値段が高すぎれば誰も買わない。
・ただの日記であれば読んで終わり、直接的な売上も発生しない。
それでも。
すべての結果は『アクセス数』に反映します。
この世界は「YESとNO」・「白か黒か」の『100か0』ではなく、「もう少しの98点」や「全然ダメの25点」などの『なんとなく』が大半を占めています。
当月、アクセスは多かったが契約・購入がゼロだった場合。
この『なんとなくNG』が多過ぎたことを反省しなければならないのです。
翌月、反省した上で改善して努力しても、契約・購入がゼロになる場合もあります。。
それでも『アクセス数』は必ず増加しているはずです。
逆に、『アクセス数』が伸びていない時は、改善方法が間違っています。
<一般的な流れ>
・アクセスが少ないので増加施策を行う
・アクセスが増えても契約・購入がゼロ
・さらにアクセス増加施策を試みる
・ダメなら『ページ内容』を改善、効果測定
・契約・購入を達成する
・契約・購入数を増やす為にアクセスを増やす
アクセスが増えても契約・購入に結びつかないと考える会社さんは、この成功体験がないだけです。
こんなにわかりやすく成果に直結する数値は他にないのではないでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
・『webを使った集客』に様々な可能性がある。
・webサイトの『アクセス数』がいかに重要か。
なんとなくご理解頂けましたでしょうか?
web集客のシステムは一朝一夕ではできません。
しかし、論理的に、且つ、計画的に進めていけば確実に形になっていきます。
それは周りから見ても『なんとなく』わかるものであり、それこそが具現化した【信用】なのではないでしょうか?
その【信用】をわかりやすく数値化したものが『アクセス数』だとということです。