2016.7.20
◆すべて保管しておく時代
時間の短縮、お金の節約、ムダを省く、証拠(根拠・データ)を残す、などの観点から、すべて保管しておくという時代です。
逆にこの考え方がない方は、他の人より損をしていると僕は思います。
特に「データ」はすべてを1つのデータベースに保管しておく必要があります。
すべてを保管するには管理上の問題でクリアしなければならない事があります。
今日はそれについて書きたいと思います。
◆所有物の把握
日本では、モノが溢れています。
需要よりも供給の方が多すぎて、皆さんのカラダが1つでは足りないでしょう。
服も、食べ物も、住む所も。
知らない間に2個、3個と同じモノを持ってたりしませんか?
去年と少しだけ違ったデザインで(笑)
企業のプロモーションがうますぎるんでしょうけど。
自分の所有物がすべてリストになって、それを買い物する時に持ち歩く事ができれば少しはムダな買い物がなくなると思いますけどね☆
今日はデータベースのお話なので、日本の消費者があの手この手で買い物させられてるって話は置いておきますw
◆所有データの把握
世界には、情報が溢れています。
データはモノよりも簡単に作成、複製ができるので、前述の「モノ」の何倍もの物量だと思います。
人が一生かけても発見できない、存在すらも知らないデータが無数に存在するのです。
昔の人はこの膨大な情報を書面や口頭で伝達していたわけですから、今の時代に生まれて良かったなって本当に思いますよね。
くだらない情報も多いですがw
その膨大なデータをひとつにまとめて、瞬時に検索できるようにしたのがGoogleです。
もちろんweb上に公開されているデータに限りますが、「ひとつにまとめて探しやすくする」という工程は膨大なデータを管理するのに絶対必要なプロセスです。
余談になりますが、、、
昔はメールを1取引先、2仕入先、3社内、4ゴミ箱などのフォルダに分けて、必要のなくなったメールを削除していましたが、フォルダの振り分け・削除をせずにすべての中から検索するようにしたのもGoogleです。
▶︎「Gmailの上部にある小窓でキーワード検索」をした事がない方は是非やってみてください。
◆1ヶ所にまとめる
Googleすげーっていうお話はこのへんにしておきまして。
「ひとつにまとめて探しやすくする」というプロセスは日常生活に置いても有効です。
冷蔵庫は2つより1つ、洋服ダンスや引き出しは小さいものより大きなもの。
携帯は2個持ちより1個、何でも1つにまとめた方が絶対ラクです。
よくモノを失くす方は、
カバンとか収納をたくさん持ってるんじゃないでしょうか?
社内のPC環境も同じです。
大事なデータは1つのサーバーに保管・共有します。
組織において個人だけが持っているデータは極力ない方が良いでしょう。
「あのデータがない」とか言って、、
外付けのHDDに保管されていたり・・・?
◆保存・保管のルール
さて、「探しやすくする」という事にGoogleのキーワード検索機能は必須ではありません。
ここで重要になるのが「保存・保管のルール」です。
洋服ダンスに例えると、下記がそのルールです。
引き出し1:トップス
引き出し2:パンツ
引き出し3:アクセサリー
ルールを決めたらそれを徹底しないと探しにくくなります。
お気に入りのアクセサリーがトップスの引き出しに入っていると絶対に見つかりません。
この時、「もしかしたら別の場所に置いたかも」っていう可能性は0%にしなければ無意味です。
「あれ?これはどこに分類されるのかな?」という曖昧な基準も発生してはいけません。
このような絶対的なルール決めを、
【分類、カテゴリー分け(カテゴライズ)】と言います。
100人いれば100人が分類を間違えないルールが理想的です。
これに対して、更に違う視点で分類していく事を【タグ付け、付箋付け】と言います。
タグ1:赤色の服・アクセサリー
タグ2:青色の服・アクセサリー
タグ3:黄色の服・アクセサリー
タグ4:春夏物
タグ5:秋冬物
上記ような分類をして、トップス、パンツ、アクセサリーにタグ(付箋)を貼っておくイメージ。
例えば「今日は青っぽい気分」であれば【タグ2】を探せば違う視点で探す事ができます。
現実的にはこの場合、別途リスト化しておく必要がありますが、検索する事ができます。
カテゴリーよりは少し曖昧ですが、別の視点で検索できるところに価値があります。
◆まとめ
膨大に存在するデータ(モノ)は1つにまとめて、
1回の検索で見つける事ができるようにする事が重要で、検索以外にも予め分類(カテゴリー、タグ)しておく事でデータベース(所有物・資産)の価値を高めます。
例外)
・置いておく必要がないモノ(使い捨て商品etc.)があります。
・データを入力する方が手間になる情報も存在します。
これらは状況に応じて判断してください☆
そして最後に、作成したルールは定期的に見直しが必要です。
想定外のデータ(モノ)が絶対に出てきます!! 笑
そのとき、
ルールが変更できるという【仕組み】と、
後で簡単に分類し直す事ができる【仕組み】こそが【理想のデータベースの構築】だと思います。
(タンスで言うと引き出しを簡単に差し替えられる、とか)
この仕組みが整えば、また新しい情報をどんどん追加できるのです。
データベースは財産です。
(無形資産・SEO資産etc.)
整理されたデータは貯金。
探せないデータはゴミの山でしかありません
以上、
まだまだ書きたいのですが、
あと5時間ぐらいかかるのでやめておきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました☆