「捨てる」という考え方

2016.8.29

「捨てる」という考え方

●クライアントに『顧客ターゲット』を確認する際に、

よくある会話なんですが、

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・私:「どんなお客さんに来て欲しいですか?」

・お客様:「弊社は色んなお客さんに来て欲しいんです。」

・私:「特に来て欲しいお客さんの具体的なイメージを教えてください。」

・お客様:「どんなお客さんも弊社にとってはお金になるんですっ!」

・私:「はい、わかります。あえて選ぶととしたらどんなお客さんですか?」

・お客様:「それは選べませんね。」「全部です。」

・私:「はい。。。」

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すごくわかります。
人間、欲のカタマリでできてますから☆

わかるんですが、何かを決めるときの判断材料になるんですよね。

webを使う段階で高齢の方はターゲットから外しますが、外す(捨てる)という事はそのターゲットを配慮する必要がなくなります。
例えば、【読みやすく文字を大きくする】などの工程を省く事ができます。

もちろん高齢の方の中にもネット大好きな方が稀にいて、Amazonでめっちゃ買い物したり、ポケモンGoやってる方もいるでしょう。

しかしそれはかなり少数です。

大きな数字を取り、小さな数字は捨てる。
その強さが必要なんじゃないかなって思ってます。

捨てて得た時間やコストを顧客、ターゲットの為に費やしましょう☆


●SNSやっててよく思いますが、

100人いたら1人は絶対に不快(悪い評価)に思う人がいるんですよね。。

 「これ発信したら嫌がる人もいるなー」って思いながら、思い切って投稿ボタン押します(笑)

できれば半数以上の人が「いいね」と思ってくれたらいいなと思ってます。


SNSはデータ解析が詳しくできないので評価を把握する事は難しいですが、もし下記のようなアンケート形式で数値化されるとしたら、


・かなり良い(10/100)
・良い(20/100)
・普通(40/100)
・悪い(20/100)
・かなり悪い(10/100)

= 普通以上が70/100。悪い評価は30/100。=


これはやって正解☆続けていくべきです。
この「悪い評価30/100は絶対に0にならない」って事を覚悟しなければなりません。


あ、ちなみにこのサイトのブログは好評です(笑)
解析してるので把握しています。

いつも読んで頂きありがとうございます☆

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●覚悟とか勇気とか。

今の時代の芸能人は本当に大変だと思います。

昔は見栄えよく作成したものをテレビで一方的に流せば評価を得る事ができました。
前述の「半数以上」を取れば、しばらくは人気者だったでしょう。

今はSNSを含めて一方的では成り立ちませんし、評価が詳細なコメントで露呈します。
聞こえなくても良い心の声が聞こえてしまう感じでしょうね。

情報も速いので、昨日人気者だった有名人が、今日にはつるし上げられます。。

それでもテレビに出たり毎日SNSを更新したりしなければならないのですから、ものすごい勇気だなと思います。

きっとそこには半数以下を捨てる大きな覚悟があるんじゃないかなって思います。
もしかしたら半数どころか、少しでも好評価を得る事ができれば良しぐらいの。

ものすごい数の人に嫌われていても、それを捨ててファンだけを大事にする。
だってすべての人の好評価を得る事なんて不可能なんですから。

そんな覚悟がないと前には進めないと思ってます。

捨てて得た時間やお金を、大事な人生の為に費やしましょう☆

yuuki